久々の授業!学生の故郷の正月の過ごし方を書かせ、N2文型4つを30分で導入・練習した!告知 第13回 日本語教師 勉強会を行います

2016年01月13日

「~につれて・~にしたがって・~にともない・~とともに」を整理した表をアップします

昨日のエントリ → 久々の授業!学生の故郷の正月の過ごし方を書かせ、N2文型4つを30分で導入・練習した!の中で、「~につれて・~にしたがって・~にともない・~とともに」を整理した表(私が自分のために作ったモノ)を板書して、導入・練習したって書きました。

で、その表が見たい人がいたらエントリに載せますけど、見たい人いますか?って書いたら、予想以上にリクエストが来たので、今回はそれをのっけます。


その表がこれ ↓ です。


~につれて・~にしたがって・~にともない・~とともに


見えますかね?

Excelで作って、それをJPEGに変換したんで、思ったより小さくなってしまって・・・見にくくないですか?

もし見にくかったら、またちょっとどうにかします。


で、昨日の授業ではこの表を描く前に、「~につれて」の導入を行いました。

普段だったら、学生の個人的なことなどを言わせてそこから発展させるんですが、今回は発話力が低い学生達で時間もあまりなかったので、典型的な例文で導入しました。


私「お年寄りって、何歳からのイメージ?」

学生「60歳からです」(!!!)

私「(まあいっか・・・)じゃー今20歳の人が60歳になったら(つまり、年をとったら)、体とかどうなる?」

学生「目が悪くなります」

   「白髪が多くなります」

   「耳が遠くなります」

   「皺が増えます」

(「体以外の変化でどんな変化がある?」って聞いたら、「忘れっぽくなります」とか「怒りっぽくなります」っていう答えも出てきました。この「~っぽい」はN2のこの教科書の最初のほうに出てきた文型なので、「よく覚えてたな!」って感想を持ちました。)

私「じゃー、例えば60歳の人が80歳になったら、白髪の量はどうなる?」(なぜ20歳差かというと、恐らく学生は60歳と70歳の差にはピンとこないだろうって思ったからです)

学生「もっと増えます」

私「じゃー、100歳になったら?」

学生「もっと多くなります」

っていう流れで、


年をとるにつれて、白髪が多くなります。


と板書しました。


で、上の表を描きました。

この「~につれて・~にしたがって・~にともなって・~とともに」っていうのは、使っているテキストの見開き2ページに載っている文型なので、いっぺんに教えたかったので表にしたわけです。

恐らく、一つ一つ教えてたら、30分っていう時間では到底教えられません・・・

で、「年を取るにつれて、白髪が多くなります」っていう文は、他の文型で言い換えても大丈夫なので、「この場合は他の文型使ってもOK!」って説明しました。


その後、このクラスには妻子持ちの男子がいるので、

「結婚生活が長くなってきましたよね?」ってふると、

「結婚生活が長くなるにつれて、もっと妻が好きになります」

って言ってました。

ホンマかどうか分かりませんけど・・・っていうか彼の様子を見てたら、受け狙いだったんちゃうかなって思いますけど。サービス精神旺盛な性格でもあるし。


この例で、「個人的な内容には『~につれて』しか使えないよ」っていう説明をしました。


次に、「~にしたがって」の「Aの通りにBする」っていうのは、例えば、

・遺言にしたがって、遺産を分ける。

・予定表にしたがって、観光をする。

などのような使い方です。


「Aと同時にBする」っていうのは時間についてで、これは「~にともなって」と「~とともに」が使えます。

でも、この二つの文型の使い方には違いがあります。

まず、「AとともにBする」っていうのは、ただ単純にAとBが同時であるってだけ。

例えば、

・日の出とともに出発した。

・卒業とともに、帰国した。

などです。

一方、「AにともなってBする」っていうのは、AとBが同時であり、かつAがBの理由になってることが多いです。

例えば、

・道路の拡張工事にともなって、夜間は通行止めになります。

・父親の転勤にともなって、引っ越しすることになった。

などです。


「~とともに」の「Aであり、またBである」っていうのは、例えば、「彼は革命家であるとともに建国の父である。」というような場合。

それと、「Aと一緒にBする」っていうのは、「仲間とともに会社を作った」っていう文。


ここまでは、このエントリを見てる人に対する解説です。

で、ここまでが基本的な説明で、授業の中ではもうちょっと細かい説明として、「連体修飾ができるのは、~にともない だけだよ」とか「 Aが変化 → Bが変化 の場合は、AもBも動詞は変化動詞だよ。あと一緒に使える副詞は、だんだん、次第に、徐々に だよ」などと話しました。

あと、練習は「~にしたがって」で、

・経済が発展する(←これなんか学生大好きなんで・・・)

・人口が増える

・医学が進歩する

で言わせたり、

「~につれて」では

・失恋しました。時間が経ちます。あなたの場合は?(笑)

などと学生にふったりしました。

あと、「~とともに(Aと一緒に)」の時には、

〇〇さん(学生の名前)が結婚式で、出席してくれてる人にスピーチするとき(自分たちの将来についての話をするとき)、なんて言う?とかを考えさせたりしました。


☆☆☆☆☆☆☆


いや~こんなに文型の本質的なことについて書いたのって初めてかも(笑)

ホンマは学生の発話でめっちゃオモロい文があったり、他にも書きたいことが色々あるんですけど、さっき、急遽明日の授業の代講を頼まれたんで、これくらいにします。


参考になりましたでしょうか?


また、感想聞かせて下さい。


それから、この文型整理はあくまであまりできない学生に対するもので、学術的にはもっと細かい違いはあるとは思うんですが、そこまで掘り下げると却って学生が混乱すると思ったので、めっちゃシンプルにしました。


昨日書くのを忘れてたんですが、昨日でブログを始めてちょうど1年経ちました。

おかげさまで、累計アクセスも10万を超えました。

ひとえに、読んで下さってる皆さんのおかげです。

ありがとうございます

これからも頑張って書いていきますので、よろしくお願いします。


ほな、さいなら!


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akky_san at 20:23│Comments(0)授業内容 | 文法

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