2017年04月21日
授業開始2時間前に専任から衝撃の事実が!で、教案を大幅に書き換え
いや〜ビックリしました
教案(っていうほど立派なものではにですが)をあらかた作り終えて余裕かましてたんですが、念のため私が担当する文法の前後を確認してたら、ちょっと不思議なことが・・・
昨日のエントリでも書いたように、今日私が担当したのは基本的に
「A(場所)にB(生き物/人/モノ)がいます/あります。」
これ以外の文法もありましたが、これのバリエーションといった感じの文法。
私の次の先生が担当される文法を見ていて目に入ってきたのが、
「A(場所)に何がありますか。」
です。
私(これって、もしかして・・・・・)って思ったので、初級レベルを担当している専任の先生に確認したところ、
「あ、この文法は次回の授業で導入するので、使わないでくださいね。」
っていう返事が。
エエーッ、これ今日使われへんの
超困るんですけど。
っていうか、「A(場所)に何がありますか。」って、「A(場所)にBがあります。」っていう文を導きだすためのディスコース(談話)の中にガッツリ入れてもーてる文なんですけど・・・
延々困っててもしょーがないんで、とりあえずこの制限の中で一応例文は作ったんですけど・・・
疑問文が使えないってことは、その肯定文を最初に提示するしかないんですよね。
「動物園にライオンがいます。」っていう文を、質問に対する答えじゃないシチュエーションで提示するっていう・・・
私はそういう導入を今までやってきたことがなかったので、相当困り果てました。
なんでかって、そういう文は何の脈絡もなく、突然出てくるっていうシチュエーションしかないから。
皆さんは、今まで例えば、「教室に学生がいます。」っていうような文を言ったこととか聞いたことってあります?
多分、無いんちゃいますかね?
もしあったとしても、こういう文にたどり着くまでに、何らかの文脈があるのが普通かと。
☆☆☆☆☆☆☆
こういうことを書くと語弊があるかもしれないんですが、やっぱりこのあたりの教材の狙いっていうのは、ある程度経験がある教師じゃないと察知できないのかな?と。
今の初級のレベル担当は、一生懸命に取り組む方ではあるんですが、如何せん経験も浅いし他の教材にも触れてません。
その結果、教科書通りの進め方に疑問を感じないんじゃないのかな?と思ってしまいます。
仮に、もし私がこの教材でカリキュラムを作る立場であれば、「A(場所)にBがあります。」を導入するのであれば、それと抱き合わせで「A(場所)に何がありますか。」っていう質問文をセットにするだろうと思います。
ここまで書いてきて、一部の人が批判している「文系シラバス」っていうのは、もしかしたらこういうモノなのかな?とも思ってみたり。
ほな、さいなら!
日本語ランキング
にほんブログ村
script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
教案(っていうほど立派なものではにですが)をあらかた作り終えて余裕かましてたんですが、念のため私が担当する文法の前後を確認してたら、ちょっと不思議なことが・・・
昨日のエントリでも書いたように、今日私が担当したのは基本的に
「A(場所)にB(生き物/人/モノ)がいます/あります。」
これ以外の文法もありましたが、これのバリエーションといった感じの文法。
私の次の先生が担当される文法を見ていて目に入ってきたのが、
「A(場所)に何がありますか。」
です。
私(これって、もしかして・・・・・)って思ったので、初級レベルを担当している専任の先生に確認したところ、
「あ、この文法は次回の授業で導入するので、使わないでくださいね。」
っていう返事が。
エエーッ、これ今日使われへんの
超困るんですけど。
っていうか、「A(場所)に何がありますか。」って、「A(場所)にBがあります。」っていう文を導きだすためのディスコース(談話)の中にガッツリ入れてもーてる文なんですけど・・・
延々困っててもしょーがないんで、とりあえずこの制限の中で一応例文は作ったんですけど・・・
疑問文が使えないってことは、その肯定文を最初に提示するしかないんですよね。
「動物園にライオンがいます。」っていう文を、質問に対する答えじゃないシチュエーションで提示するっていう・・・
私はそういう導入を今までやってきたことがなかったので、相当困り果てました。
なんでかって、そういう文は何の脈絡もなく、突然出てくるっていうシチュエーションしかないから。
皆さんは、今まで例えば、「教室に学生がいます。」っていうような文を言ったこととか聞いたことってあります?
多分、無いんちゃいますかね?
もしあったとしても、こういう文にたどり着くまでに、何らかの文脈があるのが普通かと。
☆☆☆☆☆☆☆
こういうことを書くと語弊があるかもしれないんですが、やっぱりこのあたりの教材の狙いっていうのは、ある程度経験がある教師じゃないと察知できないのかな?と。
今の初級のレベル担当は、一生懸命に取り組む方ではあるんですが、如何せん経験も浅いし他の教材にも触れてません。
その結果、教科書通りの進め方に疑問を感じないんじゃないのかな?と思ってしまいます。
仮に、もし私がこの教材でカリキュラムを作る立場であれば、「A(場所)にBがあります。」を導入するのであれば、それと抱き合わせで「A(場所)に何がありますか。」っていう質問文をセットにするだろうと思います。
ここまで書いてきて、一部の人が批判している「文系シラバス」っていうのは、もしかしたらこういうモノなのかな?とも思ってみたり。
ほな、さいなら!
日本語ランキング
にほんブログ村
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。