2017年05月18日

日本語教師のためのマネーハック 機会損失の概念と「銀行預金は元本保証だから安全資産」という思い込みの落とし穴

私の周りだけかもしれませんが、日本語教師の方って金融とか資産運用に疎い方が多い印象。

特に私が知ってる先生方の多くが、私が「やったほうが良い」と思っている資産運用やお金の使い方の真逆のことをしてしまってるっていう。


例えば、去年のタイミングで大阪市内に家を購入したり、住宅購入にあたって35年でローンを組んだり、欲しいものを買おうかどうしようか2年以上も悩んだり、クレジットカードを使わず現金のみで買い物をしたり、銀行預金のみで資産運用したり、数円安い野菜を買いにめっちゃ遠くのスーパーまで行ったり、などなど。

その一方で、


・住宅のローンがまだ残ってたりして、いくら職場が最悪でも専任講師として働かないと、食べていけなくなる

・年金受給があと5年後だから、それまでは非常勤で掛け持ちして週5日フルで働く


っていう風に自縄自縛になってる。

で、現状に不満を抱きながらも、その職場である学校から離れられず常に不平不満を言ってる人も多そう。

そういう人を今までたくさん見てきて思うのは、「ちょっとでもお金の勉強をして、銀行預金以外の資産運用をすれば、もっと楽チンな働き方ができるのに・・・」ってこと。


・収入 = 時給 × 労働時間

になってるから、労働を辞めてしまった瞬間に無収入になり、時間給の非常勤講師はいくつも掛け持ちをして長時間労働で疲弊してる気がします。

そうじゃなくて、


・収入 = 時給 × 労働時間 + α

にすれば、働き方にもっと自由度が生まれます。

αは何なのかっていうと、不労所得です。

不労所得っていうのは、自分が労働をしていなくても入ってくる所得のこと。

そうはいうけど、何をどうしたらいいのか全然わからないって人も多いと思うので、今回はまず機会損失の概念と銀行預金について書きます。


まあ、日本語教師の待遇が良くなればこんなことを書いていく必要はなさそうですし、そうなるべきだとは思っていますが、現状をすぐに変えるのは難しい。

私みたいなのがいくらその必要性を書いても、影響力はほぼ0です。

そういうのは政治力がある方にお任せして、私は私がブログに書くことによってもっと効果的な影響を与えられるかもって思ったのが、今まで自分が行ってきた投資の経験を書いて、ちょっとでも日本語教師の方がお金に縛られずに自由に働いて欲しいな、っていう思いがあります。

なので、金融の話も私がこのブログを書く目的の「ちょっとでも多くの日本語教師の方に、ラクになって欲しい」っていうのと根本は繋がってるんです。


とはいうものの、今日は具体的な投資の話は書きません。

とりあえず、金融っていうものの一端をわかっていただければ、と思って書いてみます。

それに加えて、今回のエントリは勝間和代著「お金は銀行に預けるな」の受け売りです。

ただ、私はこの本を何回か日本語教師の方にお貸ししたんですが、「ちょっと難しくて・・・」と言って途中で挫折した人が100%。

確かに、勝間さんも編集者の方も相当素人向けに噛み砕いてくださったんだと思いますが、やっぱり金融に疎い私たちにはまだ難しい。

私も何回か読み直して、やっと「そういうことか!」って理解できましたし。

というわけで、読者を10年くらい前のakkyと仮定して、相当な素人にでも分かるように書いていきます。


あ、「日本語教師のための」とは書いてますが、それ以外の人にも参考にしていただければ幸いです。


☆☆☆☆☆☆☆


まず、機会損失から。

私はこの概念は、何回もブログで書いてます。

特に金融業界でのこの機会損失は「利益を得られると分かっていながら行動を起こさない、もしくは行動することをためらった結果により、得られたであろう利益を得られなかったとして損失と考えるその金額」といったものです。

つまり、「5年前から投資をしていれば、過去のデータを分析したら7%の利益を得られていたのに、定期預金で1%の金利しか付いていないため、実際には1%の利益が出ているけど、投資をしてれば7%得られているから、−6%と考える」これが機会損失です。

そして、この機会損失の考え方は個人の行動にも適用できると考えていますが、それはまた別エントリで。

この考え方って、私が「お金は銀行に預けるな」を読んで一番目からウロコだった概念。

皆さんは、銀行がどうやって利益を出してるか知ってますか?

もちろん住宅ローンなどからも利益を得ているわけですが、皆さんから預かった預金を銀行では安い金利で運用して、例えばそのお金で国債を買えば、銀行はその差額で利ざやを抜くことができます。

見方を変えると、銀行預金に預けるのではなく最初から国債を購入すれば、その機会損失は発生しなくなります。

で、今の銀行の普通預金の金利って、イオン銀行でも0.02%ですよね・・・

ほぼゼロ。


つまり、銀行預金はかなり機会損失が発生しやすい金融商品ということができます。

あ、最近のニュースでも、こういうのがありましたね。

世帯貯蓄は過去最高の1820万円 増加は4年連続


あと、これ読んでる人、銀行預金は元本保証だから安全資産であるって思ってます?

まあ基本確かにそうなんですけど、そうでなくなる場合もあるのでそれについて。


1 金融機関が破綻

こういうケースって、日本人はあんまり想定してませんよね?

でも、可能性は0ではありません。

大手銀行なら、そのリスクは低いじゃんって思いますよね?

でも、経営破綻した北海道拓殖ぎんこうも、その大手銀行だったんですよね。

でも、ペイオフ制度があるよねって思ってる人。

甘いです。

ペイオフ制度っていうのは、預け入れのうちの1000万円のお金が保証されるっていう制度ですが、実は仮払いは60万円までなんです。

そして、残りのお金はいつ返されるのかははっきりしてないのが現実です。


私は近い将来すぐに銀行は破綻しないと考えていますが、現行の銀行という組織は将来的に無くなるだろうと考えています。

それは、「クラウドファンディング」っていうものが出てきたから。

今まで銀行は融資などで利益を得てきていましたが、それが銀行を介さずにクラウドファンディングで資金を集める人が増えてくると、融資をする銀行の存在意義がなくなってきます。


2 インフレ率と銀行の預金金利

インフレはさすがに分かりますよね?

例えば、その年のインフレ率が2%だった場合、資産運用で2%以上の利回りで運用ができてないと、マイナスになります。

例えば、銀行預金の金利が0.5%でインフレ率が2%であったら、1.5%のマイナスになります。

これはどういうことかというと、市場では100万円の価値が1年で102万円になったのに、銀行口座ではそれが100万5000円にしかならず、1万5000円の機会損失が発生してることになります。

現実には、今の銀行預金の金利はもっと低いので、その差額はもっと広がっていきます。

ちなみに、今後のインフレ率がどうなっていくかって予測がこちら ↓ 。


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どうでしょう?インフレにふれてますね。

こんな状況で銀行預金をしていても、資産は目減りする一方です。

これって、日本語教師の方が一桁単位のお金で大騒ぎする割に、自分の資産がどんどん減っているのに気づいてないってことになり、私は非常に矛盾を感じてます。

「そんな細かいお金にこだわるんなら、もっと資産運用に注力すればエエのに」っていうね。


今回のエントリは、「元本保証されてるから安全だと思ってい銀行預金の意外なリスクと、機会損失の概念」について書きました。


これ以降は、具体的にどう考えればいいのか?などというところで書ければいいなって思ってます。


皆さん、もっと自由になりましょう!


ほな、さいなら!


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