2017年08月17日
学生の素朴な疑問を大切にしたい!
今日は、夏休み明けの久々の授業。いや〜皆さんこんなに暑いのに超元気で、しかも休みはハイト漬けかと思いきや結構色んなところに遊びに行ってたようです。
文法クラスの授業だったので、今日は受身の続きから。
今日は、私が「不特定多数の受身」と呼んでる、例えば
・2020年に東京でオリンピックが開催される。
・ドラえもんは様々な国で放送されている。
など、動作主が多くて特定できない場合の受身。
で、この練習として、
私の国の a 年中行事
b 迷信
というお題で書かせました。
なぜかというと、こういうジャンルでは受身が使われやすいから。
まず書かせる前に、それぞれどんな動詞が使われるか?を考えて言ってもらいました。
a の方は、「行う」「催す」(この動詞が出てきたのは、最近漢字の授業でやったから)という動詞が出てきていて、b はというと、「思う」「考える」「信じる」「する」(←これは「〜とされている」という表現があるから。正直、この表現を知ってるとは思わなかった!見くびりすぎ?)などが出てきました。
そして、こういう動詞を使うってことを押さえた上で、考えて書いてもらうっていう流れ。
で、なぜか「迷信」っていうお題でオカルトとか超常現象方面に思考が行ってしまった学生が何人か出てきてしまい、その中の1人に
っていう質問をされて、戸惑いました。
私「1人、2人です。」
学生「でも、お化けは生きていません。」
私「生きてなくても、意志を持って動いたりします。だから、1人、2人です。(知らんけど)」
学生「はい、分かりました!」
分かっていいのだろうか・・・
正直、この質問を聞いた時に反射的に思ったのが、
「いつどこでお化けの数を数えるねん!」
でした。
☆☆☆☆☆☆☆
この時に思ったのが、あまりにも「使うか/使わないか」に、昨今の日本語教育はとらわられすぎてるんじゃないの?ってこと。
でも、今日の学生素朴な疑問のような「特に使う必要はないけど、知りたい!」っていうことも、日本語を教えている中では出てきます。
こういうケースって、日本語を教えていると出てくることが多いです。
使うことは多分無いだろうけど、その時に知りたいことを聞きたいっていうことは、私がスペイン語を習っている時にも結構あったりします。
そういう時にどう対応するかっていうのも、日本語教師の考えていくことの1つになるのかな?とも感じました。
ほな、さいなら!
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文法クラスの授業だったので、今日は受身の続きから。
今日は、私が「不特定多数の受身」と呼んでる、例えば
・2020年に東京でオリンピックが開催される。
・ドラえもんは様々な国で放送されている。
など、動作主が多くて特定できない場合の受身。
で、この練習として、
私の国の a 年中行事
b 迷信
というお題で書かせました。
なぜかというと、こういうジャンルでは受身が使われやすいから。
まず書かせる前に、それぞれどんな動詞が使われるか?を考えて言ってもらいました。
a の方は、「行う」「催す」(この動詞が出てきたのは、最近漢字の授業でやったから)という動詞が出てきていて、b はというと、「思う」「考える」「信じる」「する」(←これは「〜とされている」という表現があるから。正直、この表現を知ってるとは思わなかった!見くびりすぎ?)などが出てきました。
そして、こういう動詞を使うってことを押さえた上で、考えて書いてもらうっていう流れ。
で、なぜか「迷信」っていうお題でオカルトとか超常現象方面に思考が行ってしまった学生が何人か出てきてしまい、その中の1人に
っていう質問をされて、戸惑いました。
私「1人、2人です。」
学生「でも、お化けは生きていません。」
私「生きてなくても、意志を持って動いたりします。だから、1人、2人です。(知らんけど)」
学生「はい、分かりました!」
分かっていいのだろうか・・・
正直、この質問を聞いた時に反射的に思ったのが、
「いつどこでお化けの数を数えるねん!」
でした。
☆☆☆☆☆☆☆
この時に思ったのが、あまりにも「使うか/使わないか」に、昨今の日本語教育はとらわられすぎてるんじゃないの?ってこと。
でも、今日の学生素朴な疑問のような「特に使う必要はないけど、知りたい!」っていうことも、日本語を教えている中では出てきます。
こういうケースって、日本語を教えていると出てくることが多いです。
使うことは多分無いだろうけど、その時に知りたいことを聞きたいっていうことは、私がスペイン語を習っている時にも結構あったりします。
そういう時にどう対応するかっていうのも、日本語教師の考えていくことの1つになるのかな?とも感じました。
ほな、さいなら!
akky_san at 21:35│Comments(0)│日本語教育
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