2018年01月22日
小論文で録画して行ったBlu-rayが見られなかったけど、力技で視聴した World Business Satellite
小論文クラスの多くの学生が、誕生以来絶賛思考停止中であるため、未来的な題材は口頭や読解ではなくいっそのこと視聴覚教材にしようと去年の年末に決めました。
多分、読んだり聞いたりしても、彼らの貧困な想像力では具体的なイメージ化ってことができないんだと思うから。
なので、今日は先週の World Business Satellite の録画を持って行き、見せることに。
で、昨晩ディスクに落として、朝確認せずに持ってきちゃったんですよね〜
ファイナライズし忘れました。多分。
ということで、「見られない」ってことが確定した瞬間、学校のノートパソコンを教室に持って行き、 Youtube で探すとありました!その回の放送が ↙︎ 。
ただ、PCの音量が小さすぎたので、その時も急遽私が学校に置きっぱにしてるPC用のスピーカーを併用。
PCの画面がちっちゃかったんですが、このクラス自体が少人数で今日は欠席した人もいたので、今日のこのクラスの人数は6人でした。
なので、見やすいところに移動して見てもらえました。
あと、Wi-Fiの問題なのか、途中で頻繁にフリーズしてしまいました。これ、解像度下げてもダメでした・・・
あ、ウチの学校は教室に入ると若干弱くなるものの一応全館Wi-Fiが飛んでるので、ネットに繋げられさえすれば色んなことができるんです。
☆☆☆☆☆☆☆
で、この回のニュースで私が使ったのが、とある印刷会社。
印刷産業って電子書籍に押されて紙の本が苦戦してる中で、同じように苦境に立たされてます。
ところが、この会社は5年前に比べて売り上げを1.5倍伸ばしてるんです。
そういう結果に結びついた取り組みを紹介してる、っていう内容。
大体5分30秒程度の長さで、集中力があまり持続しないこのクラスの学生には丁度いい長さ♪
で、私はいつもその視聴覚の題材の中に出てくる、「学生が知らないであろう語彙」をピックアップして視聴前に配布し、意味がわからない語彙はその場で調べさせるっていう準備をします。
今までは45分くらいのものを使うことが多かったので、語彙だけでかなりの量になってましたが、これくらいの長さであれば10個前後なので、学生もサクッと調べられます。
おまけに、今までは別立てで準備していた「内容に関する質問(事前に説明し、番組を見ながら描いて答えていくもの)」を語彙の紙とドッキングさせ、1枚にできたことによって、学生があっちを見たりこっちを見たりしなくて良くなる、っていうメリットも!
ただ、私はこのやり方をちょっと変えようと考えていて、語彙だけは押さえた上で内容に関する質問は視聴後に提示するっていう順序にしようかと。
で、学生は視聴中には自分が重要だと思っていることをメモし、後で私の質問と照らし合わせてみるっていうふうにしようかと。
そのほうが、学生も集中して視聴できそうな気がします。
で、見せたところ、反応は上々。
理解も概ねできてましたし。
☆☆☆☆☆☆☆
というわけで、本日の小論文のお題は「衰退すると考えられる産業を理由とともに述べよ。また、考えうる限り最も有効な対応策(生き残り戦略)を述べよ」にしました。
結論から書くと、やっぱおもんない、です。
6人中5人が「紙媒体の新聞」だったし・・・
なんで思考停止中の人って、皆が皆画一的な発想にたどり着くのか謎すぎます。
とあるベトナム人女子なんか、アパレル業界にしてるのはいいんだけど、
って書いてたんで、私にこういう書き込みをされちゃってます。
かわいそうですね〜
でも、他に書きようがない・・・
私は最近、彼らの思考力を養うってことを諦め始めてます。
今回の授業でも、前回の小論文のフィードバックを行ったんですが、学生の思考力と一貫性がなさすぎて、私とのやり取りで2分前に自分が話した意見と今話している意見が矛盾していて、さらにそれに気づけないんですよね。
学生:私はAすべきだと思います。
私:こういうケースでもAすべき?
学生:いえ、その場合はB(Aとは相反する意見)すべきだと思います。
私:でも、さっきはAすべきって言ってなかったっけ?
学生:それは違います。
っていう不毛なやり取りが延々と続くっていう・・・
なんか、マジで小学生みたいな思考です。
でも一方では、持ってる情報や価値観はものすごく古い。
だから彼らと話していると、「昭和の価値観を持った小学生」と話してるみたいな、不思議な心地になります。
あと約1ヶ月、彼らに何をしていけばいいのか考えているところです。
ほな、さいなら!
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多分、読んだり聞いたりしても、彼らの貧困な想像力では具体的なイメージ化ってことができないんだと思うから。
なので、今日は先週の World Business Satellite の録画を持って行き、見せることに。
で、昨晩ディスクに落として、朝確認せずに持ってきちゃったんですよね〜
ファイナライズし忘れました。多分。
ということで、「見られない」ってことが確定した瞬間、学校のノートパソコンを教室に持って行き、 Youtube で探すとありました!その回の放送が ↙︎ 。
ただ、PCの音量が小さすぎたので、その時も急遽私が学校に置きっぱにしてるPC用のスピーカーを併用。
PCの画面がちっちゃかったんですが、このクラス自体が少人数で今日は欠席した人もいたので、今日のこのクラスの人数は6人でした。
なので、見やすいところに移動して見てもらえました。
あと、Wi-Fiの問題なのか、途中で頻繁にフリーズしてしまいました。これ、解像度下げてもダメでした・・・
あ、ウチの学校は教室に入ると若干弱くなるものの一応全館Wi-Fiが飛んでるので、ネットに繋げられさえすれば色んなことができるんです。
☆☆☆☆☆☆☆
で、この回のニュースで私が使ったのが、とある印刷会社。
印刷産業って電子書籍に押されて紙の本が苦戦してる中で、同じように苦境に立たされてます。
ところが、この会社は5年前に比べて売り上げを1.5倍伸ばしてるんです。
そういう結果に結びついた取り組みを紹介してる、っていう内容。
大体5分30秒程度の長さで、集中力があまり持続しないこのクラスの学生には丁度いい長さ♪
で、私はいつもその視聴覚の題材の中に出てくる、「学生が知らないであろう語彙」をピックアップして視聴前に配布し、意味がわからない語彙はその場で調べさせるっていう準備をします。
今までは45分くらいのものを使うことが多かったので、語彙だけでかなりの量になってましたが、これくらいの長さであれば10個前後なので、学生もサクッと調べられます。
おまけに、今までは別立てで準備していた「内容に関する質問(事前に説明し、番組を見ながら描いて答えていくもの)」を語彙の紙とドッキングさせ、1枚にできたことによって、学生があっちを見たりこっちを見たりしなくて良くなる、っていうメリットも!
ただ、私はこのやり方をちょっと変えようと考えていて、語彙だけは押さえた上で内容に関する質問は視聴後に提示するっていう順序にしようかと。
で、学生は視聴中には自分が重要だと思っていることをメモし、後で私の質問と照らし合わせてみるっていうふうにしようかと。
そのほうが、学生も集中して視聴できそうな気がします。
で、見せたところ、反応は上々。
理解も概ねできてましたし。
☆☆☆☆☆☆☆
というわけで、本日の小論文のお題は「衰退すると考えられる産業を理由とともに述べよ。また、考えうる限り最も有効な対応策(生き残り戦略)を述べよ」にしました。
結論から書くと、やっぱおもんない、です。
6人中5人が「紙媒体の新聞」だったし・・・
なんで思考停止中の人って、皆が皆画一的な発想にたどり着くのか謎すぎます。
とあるベトナム人女子なんか、アパレル業界にしてるのはいいんだけど、
今から海外から入ってきた企業との競争と、消費者のニーズに合わせてどういう対策をとればいいのか企業たちが綿密に考えるべきだと思う。
って書いてたんで、私にこういう書き込みをされちゃってます。
かわいそうですね〜
でも、他に書きようがない・・・
私は最近、彼らの思考力を養うってことを諦め始めてます。
今回の授業でも、前回の小論文のフィードバックを行ったんですが、学生の思考力と一貫性がなさすぎて、私とのやり取りで2分前に自分が話した意見と今話している意見が矛盾していて、さらにそれに気づけないんですよね。
学生:私はAすべきだと思います。
私:こういうケースでもAすべき?
学生:いえ、その場合はB(Aとは相反する意見)すべきだと思います。
私:でも、さっきはAすべきって言ってなかったっけ?
学生:それは違います。
っていう不毛なやり取りが延々と続くっていう・・・
なんか、マジで小学生みたいな思考です。
でも一方では、持ってる情報や価値観はものすごく古い。
だから彼らと話していると、「昭和の価値観を持った小学生」と話してるみたいな、不思議な心地になります。
あと約1ヶ月、彼らに何をしていけばいいのか考えているところです。
ほな、さいなら!
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