2018年03月08日
今日やっと文法クラスの最後の学生の進学先が確定したので、今年の進学指導を振り返ってみる
今日やっと、文法クラスの中の「まだ進学先が決まってなかった」学生(この人→私がダメな学生って印象しか持ってなかったベトナム人男子の意外な側面2つ)の進学先が決まりました。
いや〜長かった・・・
もうかなり前に授業自体は終わってたんですが、これでやっと今年度の仕事が終わったと感じています。
というわけで、今年度の進学指導を振り返ってみます。
☆☆☆☆☆☆☆
昨年度より今年度のほうが進学指導をする学生数は多かったのですが、比較的すんなりとあまり手間もかかりませんでした。
というのは、おそらく次の2つの点があったから。
です。
特に1の部分が大きかったかな、と。
確かに、「私はこれがやりたい!」って思っていたものの、「もしかしたら、これじゃないかも」などと考え直した学生も中にはいました。
でも、考え直してからの行動が早かったので、特に問題は起こらず。
やりたいことが決まっていたから、学生の行動は全体的に早かった!
中でも私が彼女の授業での態度から、「この学生は行動が遅そうだから早めに準備させよう」と思い、かなり前倒ししたスケジュールで行動を促した結果、出願受付前に全ての書類が準備できてしまった、という事態に。
信じなくてすみません・・・
それから、2の私の提案に対して抵抗したりせずに、すぐに受け入れた学生がほとんどだったのも良い方向に作用しました。
っていうか、やりたいことがはっきりしてない学生ほど大学のランク(?)にこだわり、かつ自分の能力をメタ認知できておらず過大評価しているので、私からの提案を拒否することが多かった印象があります。
今年はそういうタイプの学生は、ほぼいませんでした。
ほとんどの学生が、自分の第一志望の進学先に合格することができ、私も嬉しいです。
☆☆☆☆☆☆☆
そして、ここからは今年度の進学関係で私が感じたりしたこと。
今年度はマジで、色々厳しくなってました。
1 専門学校が買い手市場に
今年度は、大学ではなく専門学校に行きたい(もしくは本当は大学に行きたいけど、大学入試をクリアできそうにない)学生が多かったようで、2017年の年内に早々に募集を停止した専門学校や、出席率が例えば93%程度の出席率だと学生を落とす学校も出て来ました。
留学生を選び放題、っていう学校も。
ただ一方ムラもあって、「是非ともウチの学校に来てください!もし来てくれたら、こんな特典があります!」的な専門学校も 。
今年度は、「昨年度はこの(EJUの日本語の)点数くらいの学生が合格してたから、今年も大丈夫だろう」などという見通しは、全く役に立たなくなってしまいました。
それくらい、私大も合格が厳しかった・・・
普段なら2倍もいかない倍率の大学が、今回は7倍とかになったりもしてました。
なので、今回の下位の私大の合否を分けたのは、「日本語能力のレベル」ではなく「その大学のその学部の倍率が高かったか低かったか」だったと私は考えています。
一方、上位の大学は相変わらずでした。
今年度は、国公立大学の合否と日本留学試験(EJU)の点数を照らし合わせた結果、私の出した結論は「それら2つに相関は無い」ってこと。
つまり、EJUの日本語でどういう点数だろうが、合否にはあまり影響しないってことです。
まあ大学にもよりますが、そういう国公立大学が増えたという印象。
マジで意味不明!
「なぜこの(低い)点数で合格するの?」というケースがあった反面、「え?なんでこんなに(低い)点数で合格するの?」というケースも同時にあったりしました。
なんとなく、「なんらかの大人の事情ですか?」などと勘ぐりたくなるレベル。
☆☆☆☆☆☆☆
今年度は私的にはこんなカンジだったんですが、来年度はどうなることやら。
ほな、さいなら!
日本語ランキング
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いや〜長かった・・・
もうかなり前に授業自体は終わってたんですが、これでやっと今年度の仕事が終わったと感じています。
というわけで、今年度の進学指導を振り返ってみます。
☆☆☆☆☆☆☆
昨年度より今年度のほうが進学指導をする学生数は多かったのですが、比較的すんなりとあまり手間もかかりませんでした。
というのは、おそらく次の2つの点があったから。
- 最初からやりたいことがはっきりしてた学生が多かった
- 私からの提案をすぐ受け入れる学生が多かった
です。
特に1の部分が大きかったかな、と。
確かに、「私はこれがやりたい!」って思っていたものの、「もしかしたら、これじゃないかも」などと考え直した学生も中にはいました。
でも、考え直してからの行動が早かったので、特に問題は起こらず。
やりたいことが決まっていたから、学生の行動は全体的に早かった!
中でも私が彼女の授業での態度から、「この学生は行動が遅そうだから早めに準備させよう」と思い、かなり前倒ししたスケジュールで行動を促した結果、出願受付前に全ての書類が準備できてしまった、という事態に。
信じなくてすみません・・・
それから、2の私の提案に対して抵抗したりせずに、すぐに受け入れた学生がほとんどだったのも良い方向に作用しました。
っていうか、やりたいことがはっきりしてない学生ほど大学のランク(?)にこだわり、かつ自分の能力をメタ認知できておらず過大評価しているので、私からの提案を拒否することが多かった印象があります。
今年はそういうタイプの学生は、ほぼいませんでした。
ほとんどの学生が、自分の第一志望の進学先に合格することができ、私も嬉しいです。
☆☆☆☆☆☆☆
そして、ここからは今年度の進学関係で私が感じたりしたこと。
今年度はマジで、色々厳しくなってました。
1 専門学校が買い手市場に
今年度は、大学ではなく専門学校に行きたい(もしくは本当は大学に行きたいけど、大学入試をクリアできそうにない)学生が多かったようで、2017年の年内に早々に募集を停止した専門学校や、出席率が例えば93%程度の出席率だと学生を落とす学校も出て来ました。
留学生を選び放題、っていう学校も。
ただ一方ムラもあって、「是非ともウチの学校に来てください!もし来てくれたら、こんな特典があります!」的な専門学校も 。
2 下位の私大のハードルも相当上がった
今年度は、「昨年度はこの(EJUの日本語の)点数くらいの学生が合格してたから、今年も大丈夫だろう」などという見通しは、全く役に立たなくなってしまいました。
それくらい、私大も合格が厳しかった・・・
普段なら2倍もいかない倍率の大学が、今回は7倍とかになったりもしてました。
なので、今回の下位の私大の合否を分けたのは、「日本語能力のレベル」ではなく「その大学のその学部の倍率が高かったか低かったか」だったと私は考えています。
一方、上位の大学は相変わらずでした。
3 国公立大学の合否にはEJUの点数は無関係?
今年度は、国公立大学の合否と日本留学試験(EJU)の点数を照らし合わせた結果、私の出した結論は「それら2つに相関は無い」ってこと。
つまり、EJUの日本語でどういう点数だろうが、合否にはあまり影響しないってことです。
まあ大学にもよりますが、そういう国公立大学が増えたという印象。
マジで意味不明!
「なぜこの(低い)点数で合格するの?」というケースがあった反面、「え?なんでこんなに(低い)点数で合格するの?」というケースも同時にあったりしました。
なんとなく、「なんらかの大人の事情ですか?」などと勘ぐりたくなるレベル。
☆☆☆☆☆☆☆
今年度は私的にはこんなカンジだったんですが、来年度はどうなることやら。
ほな、さいなら!
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