2018年05月23日
少なくとも akky には説明不可能な、初級の助詞の超ムズい問題
文法クラスで、文法の宿題を欲しがる学生が何人かいたので、授業で教えた文法項目に該当する宿題を配布、回収しチェックしていた時のことです。
学生が間違えていたのでチャックしたんですが、考えれば考えるほどどうして✖️になるのか説明ができないと思えてきました。
その問題がこちら。
日本語教師の方は、パッと見てどう思いましたか?
まあ答えが何かはすぐ分かると思うんですが、私が超ムズいって思ったのが赤い下線部です。
一応正解としては、
高田「お仕事でいらっしゃったんですか。」
チャン「いえ、学生です。コンピューターの勉強に来ました。」
です。
日本語教師のあなたにまず聞きたいのは、「お仕事にいらっしゃったんですか。」と「コンピューターの勉強で来ました。」はOKかどうか?
もし学生がこういう文を書いたとしたら、スルーしますか?✖️にしますか?ってことなんですけど。
私は✖️にします。
そうなると、理由を説明する必要が出て来ますよね?
そこで、日本語教師のあなたにもう1つの質問。
あなたはこの答えが✖️になる理由をどう説明しますか?
という疑問。
私はいくら考えても、その理由を説明するのは不可能なんじゃないかと思います。
めっちゃムズくないですか?
まず、「仕事に来る」がどうしてダメなのか?
例えば、
・私は日本へ観光に来た。
はどうでしょう?
これはイケると思うんですけど。
じゃーどうして「仕事に来る」は✖️で、「観光に来る」は◯なのか?
同じ動作性を持つ名詞(後ろに「する」をくっつけると動詞になる)なのに、この違いはどうして生まれて来るんでしょう?
私の語感で✖️っぽいと思うのは、
・料理に来る
・運転に来る
・利用に来る
・管理に来る
・教育に来る
・参加に来る
・解決に来る
・操作に来る
一方、私の中で◯っぽいのは、
・応援に来る
・契約に来る
・診察に来る
・掃除に来る
・修理に来る
・撮影に来る
・練習に来る
・相談に来る
なんとなく、「繰り返し」を想定しておらず、一時的だったり一過性のものならイケるような気がしますが、じゃーどうしてそうなるのかが分かりません。例外も色々ありそうだし。
あ、一応動作性のある名詞でも「散歩」とか「配達」など移動の意味を含むものは除外しました。
それと、あくまでこのまんまの文で、名詞の前に修飾する部分を付けないことを前提として考えています。
これ以外にも色々な疑問が渦巻いてます。
「仕事に来る」は✖️だけど、「仕事に行く」が◯なのはなんでなのか?
「働きに来る」は◯なのに「労働に来る」が✖️なのはどうしてなのか?
などなど。
☆☆☆☆☆☆☆
次の「コンピューターの勉強で来ました。」について。
これはやっぱり「コンピューターの勉強に来ました。」が妥当だと思うんですけど、上記の文が✖️である理由を説明するのも超難しいです。
で、このことには私は「理由」という日本語と「目的」という日本語の意味が重なる部分が影響していると考えています。
例えば大学の面接で、
「あなたはどうして日本に来たんですか?」と聞かれた場合、「日本の自動車の技術に興味があるから(理由)日本に来ました。」でも「日本の自動車の技術を学ぶために(目的)日本に来ました。」でもどちらでも大丈夫な気がします。
文に込められたメッセージのニュアンスは若干異なりますが、まあでも大体同じようなことが伝わるんじゃないかと。
でもやっぱり「コンピューターの勉強で来ました。」とは言わないんですよね・・・
さらに「コンピューターの」の部分を外して「勉強で来ました」にした場合も、✖️っぽいんですよね。
それはなんでなんだろ?
そして逆に、「仕事で来ました」が◯っぽいのはどうして?
ムズい・・・
akky にはこれらの理由を説明するのは、多分不可能です。
どなたか賢い日本語教師の方、教えてください!
ほな、さいなら!

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学生が間違えていたのでチャックしたんですが、考えれば考えるほどどうして✖️になるのか説明ができないと思えてきました。
その問題がこちら。
【 】の中の適当な助詞を選んで、 に入れなさい。1度ずつ使いなさい。
【で・へ・に・から・の】
チャン「隣に引っ越してきたチャンといいます。どうぞよろしくお願いします。」
高田「初めまして。高田です。中国のかたですか。」
チャン「はい。上海 来ました。」
高田「最近日本 いらっしゃったんですか。」
チャン「いえ、去年 9月です。」
高田「お仕事 いらっしゃったんですか。」
チャン「いえ、学生です。コンピューターの勉強 来ました。」
日本語教師の方は、パッと見てどう思いましたか?
まあ答えが何かはすぐ分かると思うんですが、私が超ムズいって思ったのが赤い下線部です。
一応正解としては、
高田「お仕事でいらっしゃったんですか。」
チャン「いえ、学生です。コンピューターの勉強に来ました。」
です。
日本語教師のあなたにまず聞きたいのは、「お仕事にいらっしゃったんですか。」と「コンピューターの勉強で来ました。」はOKかどうか?
もし学生がこういう文を書いたとしたら、スルーしますか?✖️にしますか?ってことなんですけど。
私は✖️にします。
そうなると、理由を説明する必要が出て来ますよね?
そこで、日本語教師のあなたにもう1つの質問。
あなたはこの答えが✖️になる理由をどう説明しますか?
という疑問。
私はいくら考えても、その理由を説明するのは不可能なんじゃないかと思います。
めっちゃムズくないですか?
まず、「仕事に来る」がどうしてダメなのか?
例えば、
・私は日本へ観光に来た。
はどうでしょう?
これはイケると思うんですけど。
じゃーどうして「仕事に来る」は✖️で、「観光に来る」は◯なのか?
同じ動作性を持つ名詞(後ろに「する」をくっつけると動詞になる)なのに、この違いはどうして生まれて来るんでしょう?
私の語感で✖️っぽいと思うのは、
・料理に来る
・運転に来る
・利用に来る
・管理に来る
・教育に来る
・参加に来る
・解決に来る
・操作に来る
一方、私の中で◯っぽいのは、
・応援に来る
・契約に来る
・診察に来る
・掃除に来る
・修理に来る
・撮影に来る
・練習に来る
・相談に来る
なんとなく、「繰り返し」を想定しておらず、一時的だったり一過性のものならイケるような気がしますが、じゃーどうしてそうなるのかが分かりません。例外も色々ありそうだし。
あ、一応動作性のある名詞でも「散歩」とか「配達」など移動の意味を含むものは除外しました。
それと、あくまでこのまんまの文で、名詞の前に修飾する部分を付けないことを前提として考えています。
これ以外にも色々な疑問が渦巻いてます。
「仕事に来る」は✖️だけど、「仕事に行く」が◯なのはなんでなのか?
「働きに来る」は◯なのに「労働に来る」が✖️なのはどうしてなのか?
などなど。
☆☆☆☆☆☆☆
次の「コンピューターの勉強で来ました。」について。
これはやっぱり「コンピューターの勉強に来ました。」が妥当だと思うんですけど、上記の文が✖️である理由を説明するのも超難しいです。
で、このことには私は「理由」という日本語と「目的」という日本語の意味が重なる部分が影響していると考えています。
例えば大学の面接で、
「あなたはどうして日本に来たんですか?」と聞かれた場合、「日本の自動車の技術に興味があるから(理由)日本に来ました。」でも「日本の自動車の技術を学ぶために(目的)日本に来ました。」でもどちらでも大丈夫な気がします。
文に込められたメッセージのニュアンスは若干異なりますが、まあでも大体同じようなことが伝わるんじゃないかと。
でもやっぱり「コンピューターの勉強で来ました。」とは言わないんですよね・・・
さらに「コンピューターの」の部分を外して「勉強で来ました」にした場合も、✖️っぽいんですよね。
それはなんでなんだろ?
そして逆に、「仕事で来ました」が◯っぽいのはどうして?
ムズい・・・
akky にはこれらの理由を説明するのは、多分不可能です。
どなたか賢い日本語教師の方、教えてください!
ほな、さいなら!

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akky_san at 20:30│Comments(0)│宿題





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